ザ・マスタング 映画 感想
映画、ザ・マスタング
囚人のローマンがお馬さんの調教・販売プログラムで少しずつ変わっていく姿を見る作品。ローマンは気が短く、それが原因で起こした事件で服役している。
個人的にはローマンに多少の救いはあったがハッピーエンドではない感じで、これでいいと感じました。ラストの時点でローマンの短気は決して解決していない上、刑務所から出たわけではありません。彼の犯した罪と作中にやらかした事からも、まだまだ出所はしないでしょう。創作だからと都合よく出られても萎えるだけですからね。オークションからラストは王道ですがよかったです。ほとんど目立たなかったけど三つ編みの男が自分の馬が買われた時の仕草や表情は、彼が心から自分の馬を大切にしていたことが分かります。
このお馬さんプログラム、いくつかの州で行われていて携わった人の再犯率が低いそうです。