ダイの大冒険(2020) 感想
今やってるアニメ、クロコダイン戦まで終わりましたね。
これまで観てきてよかったところや気になったところを語ります。
ちなみに原作は子供の頃に読破し、アニメ化したので買い直してまた読んでいます。昔のアニメは観ていません。
全て個人の感想です。
(アニメ最新話までの)ネタバレ注意
気になったところからいきましょう。
一部キャラの声
私はあまり声優さん関連に詳しくないのですが、とりあえず気になったのはレオナ姫とクロコダイン、それと部分的にダイとポップの声です。
レオナ姫は単純に声があっていないと感じました。とはいえ登場シーンが少ないのでまだ判断するのは時期早々でしょうね。
クロコダインはもっと渋い声がよかったなぁ。なんか無理して低い声作ってる人みたいな印象しかない。
ダイは普段はいいけど肝心な部分で盛り上がりに欠けた感じです。対ハドラー(5話)で「負けるもんか、お前なんかに!」みたいな決め台詞にパワーを感じませんでした。BGMや効果音が決まっていただけに、浮いていたように感じました。ただ、最新話の紋章覚醒からのアバンストラッシュの流れは素晴らしかったです。
ポップは単純に喋り方の癖がちょっと気になるだけで、他ははまっていると思います。盛り上がるところもちゃんと盛り上がります。アバン先生との別れの会話など、内容はわかっていたのに演技で感動しました。
一部の呪文がCGくさすぎる
マァム登場前後くらいの話でいくつかの呪文が悪目立ちするくらいモロCGで違和感バリバリでした。でも最新話のメラゾーマとかは違和感がなかったので使い分けているのかな。CGは構いませんが、違和感あるくらい浮くのは勘弁って感じですね。
ゴメちゃんの鳴き声
連発されるときつい。金切り声っていうんですかね?なんか黒板を爪で引っ掻いた音の一歩手前の不快さがあります。勘弁してください。
演出
ちょっとズレてる場面があるというか。クロコダインの涙を大きな効果音で目立たせたり、クロコダインが高所から落下したのに画面がゆれなかったり、重箱の隅をつつくようで悪いけど細かい所に違和感を感じます。
全体的に重要なシーンには力を入れているのはわかるので、ささいなことですね。
いいところ
上で挙げた問題点を加味してもいいアニメだと思っています。カットされた部分の整合性をとるためのアレンジもいい感じです。
演出の不満を述べはしましたが、メガンテ直前にアバン先生にある人物を思い出させた事と、その際の表情は素晴らしい追加でした。
それと、冒頭のモンスター島編もちゃんとやったのは嬉しいですね。ハンターハンターみたいに冒頭のクジラ島をすっ飛ばすアニメもありましたから。偽勇者もレオナ登場、アバン先生と飛ばせない要素があったにせよ、かなりカットも覚悟していました。しっかりやってくれたのは嬉しいです。
原作ではここからしばらくは上り調子なので楽しみですね。