ダイの大冒険(2021)感想その3 バラン編
バラン編が終ったので感想を。(来週もいいエピソードでしょうけどあれは次の章の繋ぎってかんじですので)
見た前提で描きますので、最新話までのネタバレ注意!
まず、作画凄かったですね!特にダイの記憶が戻ってからの戦闘。
原作ファンの私からすると本当にうれしい限りです。
力入れてほしい場面でしっかり力を入れてくださるのは本当に感謝しかありません。なんか王様が登場したあたりから、あからさまに作画がよくなった気がします。私が王様の顔の作画スゲーと思っただけで、実はもうちょっと前からよくなっていたのかも知れませんが。
始まったばかりは文句つけていたクロコダインやレオナ姫の声もすっかり慣れ、緊迫した場面でも馴染んでいて最高でした。あてになりませんね、私の第一印象って。
ポップのメガンテ
バラン編のハイライト
対竜騎将で上がりに上がった株をさらに倍以上の上がり幅を更新したポップ。
この展開を知っていた私でも泣けましたが、原作未読層はどう感じたのでしょう。非常に気になります。
ポップのメガンテ直前の「俺が死んでも~」も泣けますが、ダイの「ポップごめん!ごめんよー!」もウルっときますね。声優さん方の演技も大貢献でした。ダイが必死で思い出そうとしている「う、あぁ……」の部分も良いし、ヒュンケルの必死なセリフも感情に訴えてきました。いうまでもなくBGMも最高です。少々話がそれますが、近年、個人的にアニメもゲームもBGMが悪いと思った経験が無いので、音楽業界は非常に才に恵まれていると感じますね。私だけでしょうか?
もう裏方も表方もありがとうございますって感じでした。
ダイ対バラン
原作より戦闘が長くなっている気がしますね。基本的に3Dと手書きを混ぜていましたね。3Dはよりダイナミックなカメラ移動に便利なのか、そういう場面が多かった気がします(バランがダイをつかんで城にたたきつける場面など)。手書きの部分は気合が入っていましたね。ダイが蹴り上げられたとこや、ダイがバランを殴ったところなどテンションが上がりました。バランの笑いはちょっと長すぎるのと、一昔前の典型的悪役のそれだったのはちょっと残念でした。小物感マシマシになってしまいました。
クロコダインVSバランもかっこよかったです。
マトリフ対ハドラー
原作でもかっこいい場面です。呪文のエフェクトが改善された気がします。あるいはもともとギラ系はかっこよかったのかもしれません。
バラン戦以前
正直結構前なのであまり覚えていませんが、竜騎兵戦は良かった記憶があります。演出なども安定していますね。
今後
バラン戦のようなクオリティを維持することは期待していません。今まで通り力の入れどころで力を入れてくだされば満足です。いや~楽しみですね。