ざつ

SNSで呟くには長すぎる独り言。あとで見返して作品視聴当時の自分がどう感じたのかを知るための記録

羊たちの沈黙 感想

羊たちの沈黙は非常に有名な作品で、おそらく映画に興味のない方でもタイトルと心理的ホラーであることはご存知なのではないでしょうか。不快な映像も多いため、そういったものが苦手な人にはおすすめできませんが、平気な方は一度はみてください。元精神科医の囚人、ハンニバル・レクター博士やバッファロー・ビルから人間の狂気を感じることができます。一番怖いのは人間だなと実感できる映画です。

 

 

この映画のスターはやはりレクター博士でしょう。彼と主人公であるFBI研修生、クラリススターリングのやりとりから、彼がクラリスより何枚も上手であることが伺えます。

主人公のクラリスも演技が素晴らしく、彼女の恐怖感が画面越しに伝わってきました。この映画のタイトルである「羊たち」は、彼女が目撃し、トラウマになったとさつの際の羊たちの叫び声です。その鳴き声が今でも夢に出てくることがあるとのことです。バッファロー・ビルの事件を解決することで、そのトラウマを克服、つまり「沈黙」しようとする話です。

この映画に関して、あまり多く語ることがありません。心理学に詳しければ詳細に考察できたのでしょうが、あいにく無学なのです。おそらく観るたびに理解の深まる部類の映画だと思いますが、映像がキツイのでもうみる気にはなりませんね。