ざつ

SNSで呟くには長すぎる独り言。あとで見返して作品視聴当時の自分がどう感じたのかを知るための記録

勇者アバンと獄炎の魔王(ダイの大冒険) 2巻感想

タイトルの通り

 

 

ダイの大冒険も(少しだけ)同時にネタバレ注意

 

今回は(表紙の通り)主にロカが目立つ巻

敵の幹部デストロールのガンガディアと交戦

マトリフも登場し、ロカと絡む。

 

2巻まで読んで、強く感じ始めたのはパーティーメンバーが優等生すぎることです。各メンバーがダイの大冒険時代にどうなっているか判明しているという事に加えて、この特に何も面白い事が起きそうにないパーティー。どう面白くするか、話作る方も大変そうですね。

 

ちなみにダイの大冒険の2巻では、クロコダインを討伐までですが、獄炎の魔王ではすでに幹部2人と交戦済(どっちも生存しているし魔王サイドのままだけど)。クロコダイン戦はポップが逃げ癖を克服し、ダイにつなぐ活躍をした戦いでした。また、敵サイドであるクロコダインの地位と武人としての誇りを天秤にかけたりする葛藤が描かれました。ガンガディア戦はロカの悩みはあったものの、ガンガディア自身はコンプレックスがあること以外は特に何もわかりません。何か自己紹介戦って感じで盛り上がりに欠けている気がします。(あるいは私の感性が変わってしまったのか)そもそもペースも大分早い。早い気もしますが、結局交戦した幹部2体とも再戦するだろうからひょっとして遅いのかもしれない。

 

ガンガディアのコンプレックスはわからないでもありませんが、特定キーワードでプッツンするキャラってのは個人的にどの作品でもどうも安易に見えます。魔王軍の幹部も一枚岩ではなさそうですが、今のところ陰口たたいているだけ。それぞれの仲が良かったり、利用したり、策にはめたりするとこをもっと見たいところですね。味方パーティが優等生なら敵軍を面白くしよう!敵も敵で幹部の半分はダイの大冒険でどうなっているか判明していますがね。

 

マトリフの登場も先を知らなかったら良いやつなのか悪いやつなのか、ハラハラする展開でした。やっぱ先を知っているという事実がかなりキツイですね。

それと偽勇者一行やレオナみたいな愉快なサイドキャラクターがいないのも残念です。(レオナはメインだけど)

 

文句ばかりで申し訳ございません!元のキャラのイメージや世界を崩さず、丁寧に話を進めていて愛情を感じます。