ざつ

SNSで呟くには長すぎる独り言。あとで見返して作品視聴当時の自分がどう感じたのかを知るための記録

28日後… 感想

厳密にはゾンビはいないけどゾンビ映画。ゾンビの代わりに「感染者」がいるだけで、それをゾンビに置き換えても何も変わらない。感染者の理性を失わせ、人を襲う怪物にするウィルスがある研究所から漏れてしまい、主人公一行は軍が設置した安全なキャンプ目指して旅をするお話。ここだけだと割と定番のゾンビ映画って感じですね。これはあくまで前半部分です。ただ狂暴化するだけなら感染者同士で戦闘してもおかしくないのですが、健康な人間を食べるため、人間を襲います。もうゾンビでいいだろw

 

観終わった後調べたのですが、この映画はイギリス製だそです。

 

以下ネタバレ含みます

 

 

研究所

チンパンジーで問題のウィルスを研究していましたが、研究員の忠告を聞かないあほのせいでウィルスが人に移ってしまったシーン。こんなあほな人間は映画の話だけだと思うでしょうが、残念ながらそうでもなさそうですね。

ちなみに私はブルーノの話や猿の惑星を観て以来、チンパンジーが苦手で、あの後脱走したであろう感染チンパンジーはどうなったのか気になりますね。

 

キャンプまでの旅

ジム、セリーナ、ハンナ、フランクのドラクエさながらの4人パーティー。この時点でジムは普通の若者、セリーナはなんか自分の戦闘力に自信があるが、保守的な人、ハンナは感染者が迫っている状況でも慌てずタイヤを入れ替えたりして驚くほど肝が据わっている子。フランクはいい人という印象ですね。途中で無人のマーケットで好き放題商品を持って行くシーンは楽しいけどもっとはっちゃけてほしかった。状況的に心から楽しめないだろうけど。

 

キャンプについてから

到着してすぐにフランクが感染し、すぐに葬られた。キャンプには9人(だったかな?)ほどの軍人がいるだけ。不穏な雰囲気を感じつつも彼らの要塞である館に入るも色々あって主人公一行と対立し、ジムが一気に有能化して軍人9人全滅させ、逃亡。小さな家で3人仲良く暮らしていたところ、飛行機に見つかってひとまずハッピーエンドと。

後半は人対人になりましたね。ジムは感染者を上手いこと使って軍人を追い込んだので別に急に強くなったわけではありません。覚悟を決めたくらいですかね。

 

個人的にどの人物にも感情移入できなかったの上、ストーリーも特別好みではありませんでした。私が見たバージョンだとびっくりシーンやガラスが割れる場面が普段の音量バランスが悪かったのは不快でした。音でビビらそうとするのは怖くない、うざいだけ。そういうシーンに備えるため、常に低音で観ていたのであまり楽しめませんでした。映画自体は良くできていると思います。感染者の見た目もわかりやすいし演技もいい。あえて言うなら感心した部分がなかったかな。ジムが軍人たちを撃退しても大したカタルシスもなかった。ゾンビじゃない理由もわからない。

私個人としてはやや良かったという総合評価。